4月の訪日外国人、単月最多の390万人 : 「ちょっと花見に日本まで?」
日本政府観光局が発表した2025年4月の訪日外国人数(推計値)は、前年同月比28.5%増の390万8900人だった。2025年1月の378万1629人を12万人以上上回り単月としての過去最高を更新した。300万人超えは7カ月連続。3月に引き続いて桜の花見を目当てに訪日需要が高まった。東アジアや米国、オーストラリアから訪日客数の増加が全体をけん引。イースター休暇と重なったこともプラスに働いた。国・地...
富士山と同様に、「桜」は日本を象徴するアイテムなのだろうか。世界各地に桜はあれど、円安の追い風もあり、日本で桜を楽しみたいという人が増えている。4月の訪日客は過去最多の390万人超に。
- English
- 日本語
- 简体字
- 繁體字
- Français
- Español
- العربية
- Русский
日本政府観光局が発表した2025年4月の訪日外国人数(推計値)は、前年同月比28.5%増の390万8900人だった。2025年1月の378万1629人を12万人以上上回り単月としての過去最高を更新した。300万人超えは7カ月連続。
3月に引き続いて桜の花見を目当てに訪日需要が高まった。東アジアや米国、オーストラリアから訪日客数の増加が全体をけん引。イースター休暇と重なったこともプラスに働いた。
国・地域別の上位は、中国76万5100人(前年同月比43.5%増)、韓国72万1600人(同9.1%増)、台湾53万7600人(同16.9%増)、米国32万7500人(同43.1%増)など。
英国、フランス、ドイツなどは単月として過去最高を更新。中国、韓国、米国、豪州などは4月として過去最高を更新した。
バナー写真:千鳥ヶ淵でボートから花見を楽しむ(ロイター)
Latest Nippon News (jp)
- 今日は何の日:5月21日裁判員制度がスタート2009(平成21)年 刑事裁判の審理に国民が参加し、判決を出す「裁判員制度」導入。この日以降に起きた事件が対象となり、8月3日に初の裁判員裁判が実施された。司法制度改革の一環で、専門用語が多く分かりにくい裁判に一般人が参加することで、健全な社会常識を反映させる狙いがある。関連記事裁判員12万人超が経験―制度開始から15年 : 死刑46人、無期懲役302人裁判員制度施行10年:...
- 2025年の梅雨シーズン、九州南部からスタート : 豪雨災害に警戒を!1年前の2024年の梅雨シーズンを振り返ると、全国的に平年(薄青の背景カラーで示した)よりも1~2週間遅めの梅雨入りとなり、九州北部より東側のエリアは6月17日からの1週間にたて続けに梅雨入りした。一方、梅雨明けはほぼ平年並みか、平年よりもやや早めの地域が多く、全般的に短めの梅雨シーズンだった。平年では、東京、大阪、名古屋、福岡など九州北部から関東甲信にかけては6月上旬に梅雨入りし、7月20日前後...
- 国立劇場「2.0」を考える(後編):伝統芸能の保存・振興を超えた新たな「日本らしさ」探求の場として伝統芸能の「博物館」国立劇場創設(1966年)当時の議論をひも解くと、「世界芸能としての日本芸能の生きた博物館」のように、「国立劇場」を「博物館」に例えた発言が見られる。校倉(あぜくら)造りの外観を打ち出した設計者の岩本博行氏にも「すでに古典となった日本の宝である歌舞伎や芸能を正倉院風の倉に収めて残す」(下線筆者)との発言がある(1963年、朝日新聞への寄稿)。今でこそ、日本の博物館・美術館(英語...
- 今日は何の日:5月20日新安保条約 自民が単独承認1960(昭和35)年 自民党が未明の衆院本会議で警官隊を導入して野党議員を排除し、新日米安全保障条約を単独で承認。この年1月、岸信介首相が米アイゼンハワー大統領との間で調印した新安保条約は、日本を防衛する義務を米国が負うことを明記するとともに、日本で米軍が武力攻撃を受けた場合には、日本が米軍を防衛する義務を負うと規定し、平等相互の援助条約となった。日本の安全または極東の...
- ホームレス調査:2025年1月時点で全国2591人、大阪府が最多の763人―厚労省この調査は「ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法」に基づき、2003年から実施。今回は1月に、各自治体(市区町村)の職員が公園や河川敷などで寝泊まりする人を目視で確認した。内訳は男性2346人、女性163人、性別を見分けられなかった人は82人だった。同調査による全国のホームレスの数は、21年(3824人)に比べ、この4年で3割以上減っている。一方この調査では、路上生活はしていないものの定住す...
- 変わる「飲みニケーション」:中高年はリスク意識し敬遠?─若者からは再評価も忘年会・新年会は2割減、不要論広がる居酒屋の広間でグラスを手にした参加者たちの「乾杯!」の声が響く。今夜は飲み会。職場より距離が近い席で食事を共にし、酔いのせいで緊張は和らぎ、普段話せないような本音も交わす「無礼講」が許される。「飲みニケーション」は、こうした飲み会でのコミュニケーションを意味する造語。日本の職場文化の一部とも言われる。海外人材向けの「JOBS IN JAPAN」は、日本の「NOM...