今日は何の日:6月26日
藤井棋士が29連勝 史上最多更新
2017(平成29)年 プロ将棋の最年少棋士、藤井聡太四段(14)が、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第30期竜王戦決勝トーナメント1回戦で、増田康宏四段(19)に91手で勝利。プロデビュー後、負けなしの29連勝を達成し、公式戦史上歴代連勝記録の単独トップとなった。
関連記事
- 藤井聡太八冠、「叡王戦」に敗れ七冠に:タイトル戦敗北は初──歴代の棋士が打ち立てた金字塔
- 初の女性棋士誕生なるか? “出雲のイナズマ”里見香奈女流五冠が「棋士編入試験」に挑む
- 【書評】「最も年の離れた友人」との対話:丹羽宇一郎・藤井聡太『考えて、考えて、考える』
- 史上最年少タイトル獲得へあと1勝、神童・藤井聡太は金字塔を打ち立てるか
その他の出来事
平安京清涼殿に落雷〈雷記念日〉
930(延長8)年 平安京・清涼殿に落雷があり、大納言民部卿の藤原清貫が即死した他、公卿・官人らが巻き込まれ複数の死傷者。事故を目の当たりにした醍醐天皇も体調を崩し、数カ月後に死去した。落雷は、左遷されて非業の死を遂げた菅原道真の怨霊によるものとうわさされ、道真を恐れた人々が天神(=雷神)として祭り、道真が学問の神としてあがめられるきっかけとなった。
関連記事
- 第2回:神様を「タイプ別」に分類―自然神、神話の神、民俗神に元人間
- 日本人の霊魂観―幽霊と「モノノケ」の系譜をたどる
- 【日本三大祭り】京都「祇園祭」・大阪「天神祭」・東京「神田祭」: 実は「日本三大『怨霊鎮め』祭り」でもある
ホーリネス聖職者を一斉逮捕:国体否定理由に弾圧
1942(昭和17)年 プロテスタント会派のうちホーリネス系団体の聖職者96人が逮捕された。日本のプロテスタント教会に対する最大の迫害。キリストの再臨の下に千年王国を地上において建設するとのホーリネスの「新天新地思想」が、国体を否定する危険思想であるとして、治安維持法違反の罪に問われた。
政党に投票する比例代表制導入 参院選で
1983(昭和58)年 日本の選挙制度で初めて比例代表制を導入し参院選が行われた。個人に投票する全国区に替わり、政党に一票を投じる拘束名簿式比例代表制が採用された。各党は得票数に比例した数の議席を配分され、当選者は各党の名簿登載順位によって決まる。改選数126で選挙区76。比例代表制は50で、それまでの全国区の改選数と同数。中曽根康弘首相率いる自民党が68議席を獲得し、非改選の69議席と合わせ137議席と、全252議席の過半数を確保した。
山手線恵比寿駅にホームドア JR在来線で初設置
2010(平成22)年 JRグループの在来線としては史上初となるホームドアが山手線恵比寿駅で導入された。東海道新幹線熱海駅で初設置され、一部の地下鉄でも採用されていた。身障者や高齢者の線路への転落事故を防ぐため、2006年のバリアフリー新法でホームドアの普及が求められた。
関連記事
Latest Nippon News (jp)
- 2025大阪・関西万博パビリオン紹介:大屋根リングやテーマ館、海外&国内パビリオンが勢ぞろい2025年大阪・関西万博が、いよいよ開幕! 158の国・地域、7つの国際機関が参加し、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、それぞれの歴史や文化、最新技術などを展示で紹介しながら、世界が抱える課題解決へ向けて共に考えていく。美しく斬新な建造物が並ぶ万博会場の中でも、各国が独自設計した「タイプA」の海外パビリオンを中心に、大屋根リングなどの主要施設、万博テーマを体現したシグネチャーパビリオン、...
- アンゴラパビリオンリズムと生命が響き合う“命のパビリオン”アフリカ南西部に位置するアンゴラのパビリオンは、4月13日の開幕日以降は技術的調整のため休館が続いていたが、6月26日に満を持してオープン。建物正面には漢字で「健康教育」というテーマを掲げており、人々の命と暮らしを守る知恵と文化を伝える。民族太鼓のビートに導かれて館内に足を踏み入れると、伝統工芸品や民族衣装にエキゾチシズムを誘われ、歌...
- 高所恐怖症の人は見ないで!スカっとしたい空中散歩ランキング―リクルート調査1位 明石海峡大橋塔頂体験ブリッジワールド(兵庫県)本州と淡路島を結ぶ全長3911メートルの世界最大級のつり橋。橋を管理する本州四国連絡高速道路が実施する「明石海峡大橋塔頂体験ブリッジワールド」では、通常は立ち入ることができない橋の主塔に上って海面から約300メートルの高さから360度のパノラマ体験ができる(人数限定の申込制。詳細はブリッジワールドサイトで確認)(PIXTA)2位 三島スカイウォー...
- 日鉄のUSスチール買収:米製造業の復興に波及効果、日米関税交渉でアピール材料にリスクはあるが、他の選択肢なし米政府や全米鉄鋼労組(USW)の抵抗で難航していた日本製鉄によるUSスチール買収は、バイデン政権からトランプ政権に変われば、「いちるの望みがある」と以前から思っていたので、不思議ではない。トランプ大統領はディール次第で「成果」を誇示さえできれば、手のひらを返す人物だからだ。この買収は、米政府が拒否権のある「黄金株」((黄金株とは、わずか1株で取締役の選任・解任など株主...
- 少子化が加速する東アジア:かつての「成長センター」も経済に陰り長く「世界の成長センター」だった東アジア国際通貨基金(IMF)の推計では、日本のGDP(国内総生産)は、2025年にインドに抜かれ、米国、中国、ドイツ、インドに次ぐ世界5位になるという。かつて 「世界の成長センター」だった東アジア。その繁栄に先鞭(せんべん)をつけたのが日本だった。1950年代半ばから70年代初めにかけて、「日本の奇跡」と呼ばれた高度経済成長を実現し、68年には西ドイツ(当時)を抜...
- 「進次郎効果」は限定的:東京都議選から参院選を展望する昨秋からの自民不調は続く4年前の前回都議選で33議席を獲得し、最大勢力を誇っていた自民党だが、今回は落選者が続出し、追加公認した3人を含めても21議席にとどまった。これは過去最低だった8年前の記録(23議席)を塗り替えるものだ。代わって第1党に躍り出たのは小池百合子都知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会」だ。選挙前より5議席多い31議席を獲得した。自民の敗因としては、まず都議会自民党による政...