根拠なき7月大災難のうわさ「知っている」ほぼ半数―スカパー調査 : YouTubeやテレビで拡散
香港を中心に、7月に日本で地震が発生するとの根拠なきうわさが広がっている。きっかけは予知夢を基にしたという日本のマンガ作品。
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人気漫画家が予知夢を基に描いた作品をきっかけに、「2025年7月5日に日本で大災難が起きる」という “うわさ” が広がっている。科学的根拠はないが、香港ではSNSで拡散され、日本へのツアー客が大幅に減少するなどの影響も生じている。
衛星通信サービスのスカパーJSATが、全国の15~69歳の1000人を対象に6月中旬に実施した「身近な危機」についての調査で、「7月5日大災難」のうわさの認知度を聞いたところ、「知っている」49.4%、「知らない」は50.6%でほぼ半々。
「知っている」割合は、女性は10代(61.4%)が最も高く、50代(57.8%)が続いた。男性は若年層ほど高く、10代(54.2%)と20代(51.8%)では半数を超えた。
“うわさ” を知っていた494人に、どういうルートでその “うわさ” を知ったか聞いたところ、「YouTube」27.7%が最も多く、「テレビ」25.7%、「ネットニュース」24.1%、「家族・知人」21.5%、「X(旧Twitter)」20.4%が続いた。
性・年代別の傾向としては、「YouTube」は男性が多く、「テレビ」は40代以上、「X」は若年層に多かった。10代女性は「TikTok」経由が多かった。
「信頼できる情報源」として日常的に利用しているものを聞いたところ、「テレビ」41.9%が最も多く、「ネットニュース」25.6%、「新聞(電子版含む)」21.8%が続いた。
「テレビ」はいずれの世代でもトップだったが、60代では71.7%と突出して高くなったのに対し20代では24.7%と低く、世代間ギャップが浮き彫りになった。
バナー写真 : PIXTA
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